嘘やろ

平岸天神、YOSAKOI大賞受賞

正直今年は北昴本命、対抗で室蘭百花繚蘭、あとは夢想漣えさしが来ても文句は言わないっていう感じで、平岸天神は自信持って今年は違うわこれってなってたのでこの結果にはいささか納得がいかないような感じだった。個人的には上で言ったチームでTOP3、4位に天舞龍神、5位に郷人で6位にようやく平岸天神って感じだったので、嘘やんってなった。

室蘭百花繚蘭が今までのようなアクロバットやスピード感を削って安定感を増してきてたので全体的に見栄えが良く、北昴はそこにさらにYOSAKOIらしさを足してきていたので正直他が勝手に落ちてきてるのでこの2チームで大賞争いって思っていた。えさしも良かったんだけど、昨日日中観ていたときと違ってメチャクチャ緊張がこっちに伝わってたのが怖かった。大賞何度も取ってるのに余裕が一切みられずあわや戻り位置見失いかけてるのも見えたのがヒヤヒヤ。天舞龍神はコロナ後、以前のような大河ドラマ感を削り、舞台捌けも削り、人数による群舞と隊列を磨き上げてきてるので徐々に以前のような天舞龍神とは違ってきているってのがよく分かる。ただ今年もなにかあと一歩足りていないっていう感じで、ファイナルでただ観たいってだけで留まった。郷人はいつもの会津白虎隊ってのに新選組取り入れてきてて、正直YOSAKOIではないけど新しい取り組みが見て取れたのでプラス。

で、平岸天神は正直ここ数年迷走してんなぁってのが目に見えていて、波はもちろん圧巻なんだけど、テーマなのか楽曲なのか、どうしてもなにか違うんだよなぁってのがあった。今年に至っては途中から転調でロックを取り入れてきてて、そこまでせっかく漁り歌を築き上げてるのに一気に崩す感じがないわーって思った。あとは今まで群舞にも計算されたズレを取り入れているのが見事なんだけど、最近はそれにも陰りが出ていてなんか変に揃いすぎているっていうのも気になっていたので今年は無いわっていうのが正直なところ。別にアンチでもないし、好きだからこそ基準が高くなってるのかもしれないんだけどさ。

だから去年大賞とっておきながらいきなりジャングルをテーマにして爆死した舞神楽同様、早々に切っていたんだけど、まさか平岸天神が大賞取るとは思わなくてビビった。今回の審査員はチーム結成30周年に忖度したか老害か今年初めて見て波がすごーいってなった脳死プレイかのなにかだと思う。そのくらい違ったのでこれ現地で見てたらフラストレーション半端なかったんだろうなって思った。何年に1度かは、いやこれないわっていう年あるんだけどさ、06年の天舞龍神とか、14年のえさしとか、17年の平岸天神とか。今年はいよいよ審査員の目が腐ってるって思っちゃったのでもうどうしようっていう感じ。野球も負けるしYOSAKOIも不甲斐ない結果だしで、明日からのやる気に影響が出る。