正義と悪、どっちが強いでしょうか?
答えは「悪」です。
最近の正義じゃ悪には勝てません。
さらに、正義は最近減りつづけています。
なぜかというと、正義はウザイからです。
実際、正義はウザくありません。むしろ、カッコイイです。
しかし、最近はその正義がなぜかウザがられる。何故でしょう?
正直言うと、最近の若者は「格好良い」の見方が逆になっているようです。
「格好良い」を「格好良い」と思えず「格好悪い」と思ってしまうのです。
逆に「格好悪い」を「格好良い」と思ってしまうのです。
つまり、正義は「格好悪い」の部類に入ってしまうのです。
そして学校の規則などをわざと守らず、
教師に反抗することを「格好良い」と思ってしまうのです。
感性の違いとかいう問題じゃありません。
これは一種の社会問題としてみても良いでしょう。
なんでこのようなことになってしまったのか。
それは、今の世の中にあると思います。
最近は、大人より子供のほうが強くなっているような気がします。
最近、なにかと教師が生徒に手を上げると教師が叱られます。
それを恐れて、教師はどんどん臆病になっていきます。
そこで「熱血教師」という存在がいなくなります。
「熱血教師」は「格好悪い」「暴力教師」だからです。
そうなると、もう大人は手をつけられません。
子供は調子にのって教師を自分よりも下の存在とみます。
そのあたりから、子供は大人より各段と勢力を伸ばして今にいたります。
親も最近は手を上げると「児童虐待」になります。
どこまで行けば「児童虐待」になるかの
ボーダーラインがだんだん低くなっていますね。
そして、最近はもう飽きるほどのそういう関連のニュースがでてますね。
子供は狡賢く、そういう言葉を覚えて親が手を上げると使用します。
「虐待だ、虐待だ」と。
そして、子供はつけあがります。
そうなることにより、親も子供に太刀打ちできなくなります。
もしくは、甘やかしたり過保護すぎる親のいる家庭もやはりダメです。
甘やかしすぎると、悪いものを悪いと思えなくなり、
過保護になると小心者・内気な性格になり、挑戦心が失せます。
そうなると、やはり「正義」の存在が減っていきます。
このままいくと、この世の中はどうなるんでしょうか。
厳しいというボーダーラインも低くなり、
些細なことにも厳しさを感じるようになります。
今の時代、ちょっと厳しいからといって諦めていちゃ人生は終わりです。
どんなに厳しくても諦めない心。
その心が生まれた瞬間「正義」の誕生だと、私は思います。
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