別れの日

最後の最後まで残したいと思っていたけど、流石にこれ以上引っ張ると色々面倒になるってことで本日、愛車を手放した。新車から10年半乗って13.5万キロ。いまだに全然乗れるし走れるんだけど、環境が変わることで不要となるので仕方なく、といったところ。

こいつで北海道あちこち回ったし、札幌函館間の往復なんて何回したか分かったもんじゃねぇし、なんならロードバイク乗っけて津軽海峡だってこえてみせた。車中泊だってめっちゃやってたし、初代の中古より新車なもんだから愛着は湧いていた。

さらに新車の全塗装なもんだから色々目立ってたし、会社でも自分の車だけ異常に知れ渡っていた。音響もこだわっていたからぶっちゃけ部屋のスピーカーよりも激しい音を鳴らしてくれてたっけ。今後は不要だろうってことで、バラして売るのも面倒だったのもあり全部まとめて引き取ってもらうことにした。

最後に今日一日相棒乗って市内あちらこちら行ってたんだけど、ランダムで曲流してたら最後の最後に『ARIA』を流す粋な計らい。別れは惜しいけど、実家でしばらく誰にも乗られず燻っているよりは誰かに乗ってもらったほうがいいんだろうってことで泣く泣く手放した。

さらに田舎出なモンだから、これで自分の所有車が無くなったってことでスゲェ不安だし足がないことに対して手間を感じるんだけど、またこれ東京戻ったらいらなくなるんだろうなってこと考えたらこの感覚に慣れていくしかない。次自分の所有車を買うってことになることは果たして今後あるのだろうか。いや、今の会社に居続ける限り、宝くじにでも当たらん限りないな←