全力疾走、その裏側

昨日の後日談。とりあえずどこから説明していいか迷う無戯です。

EOS60Dを購入したった。

結論を言えばこれ。既に5D Mark2という私の手には余るようなカメラ持っててのこの仕打ち。

全く意味がわからないだろうけど、これにはマリアナ海溝並に深い言い訳があるわけで。

簡単に言えば、昨日の稲葉の引退試合を前にカメラ本体を家に忘れるという大失態を犯してしまったわけで。

試合開始2時間を切った中、車から荷物を取り出そうとして、無いことに気付き愕然とした。

そりゃもうここ最近、バッテリー忘れるわCFカード忘れるわで何かと忘れがちだったので。

今回ばかりは心してかからなければと思って前日念入りに確認して部屋から出しておいたら。

まぁ見事に玄関に忘れてきたわけで。車に積むまで確認しておこうよっていう話でね。

もう分かった瞬間の人生終わった感覚。ここ数年生きてきた中で一番後悔するレベルだった。

一番尊敬してやまない稲葉の引退試合でカメラ構えられないって、もう消えてしまいたかった。

で、一周回って冷静になったのか、そこからえらい頭をフル回転させてシミュレートをしてみる。

結局本体だけ忘れたので、通称バズーカと呼んでいる超望遠レンズは持ってきてるわけで。

つーことは、満充電されたバッテリーさえなんとかなれば、中古でも別の本体買えば目的叶うわけで。

時間はあと2時間未満。この際早めに現地入りすることを捨てて賭けに出るのもありだと考え。

可能性は低くても、少しでも可能性があるのであれば後悔したくない選択をして、駅前の中古屋まで戻り。

しかし、分かってはいたけど、中古本体はあっても、満充電されたバッテリーなんてものは見つからず。

もっと早く気付けていれば漫画喫茶にでも入って充電できただろうけども、時既に遅し。

ここで試合終了かと思ったその時、そういや予備のバッテリー持ってきてるぞということに気付き。

さらに奇跡的に手持ちのバッグに入っていたわけで。もちろん満充電して持ってきているぞと。

ここから一気に形勢逆転。一番懸念していたバッテリー問題が解決できたので、あとはいけそうだと。

そうして、そのバッテリーが使える本体、ということで購入したのがEOS60D。割と気になってた機体。

趣味なら本気でと健さん言ってるように、十二分に5D Mark2の代役は務まるであろうシロモノです。

さらに運の良いことにぶっちゃけ今必要ないレンズ付きではなく、本体のみで店頭に並んでいた。

早速店員に言って、動作確認。自分のバッテリーとコンデジから抜き取ったSDカードぶち込んで試し撮り。

特に問題も無さそうだったので巻きで値下げ交渉して購入。この辺、冷静さを失ってないのが伺える。

そこから再びホテルに戻りレンズを持って現地入り。決断してから完遂するまでなんと30分という速さ。

1クールのドラマ作れるんじゃねぇのという内容の濃さでしたが、そんなのもう気にならない。

いくら中古でも、いくら値下げ交渉したところでも、割と高スペックのEOS60D。その値段も気にならない。

結局後悔することなく、稲葉のその最後の勇姿を写真に収めることができたので、もう全て気にならない。

まぁ今すぐ欲しかったわけでもないけど、一眼は2つ欲しかったってのもあり。

これで中望遠と広角、レンズを入れ替えたりすること無く瞬時に撮影できるぜ。

しかしいよいよ職業が分からなくなりそうな装備になってきた。アホみたい。

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