沈黙の金曜日

日本史的にも確実に起きちゃいけないことが起きたことは確か。例えどんな善悪な行いをやったにせよ、戦後日本で一番在任期間の長かった首相ってことは、それだけ矢面に立ち行動したってことだし、美談だけじゃないにせよそれだけ日本を動かそうとしたのは確か。

こう言うとまた総叩き食らう発言かもしれないけど、少なくとも今は良くも悪くも偉大な人がこんなあっさり亡くなることが残念でならない。せっかく第一陣をようやく退いてゆっくりできるってころにこんなことになるなんて、ホントこの人の人生ってなんだったのだろうってなる。

これに対してざまぁみろってのも茶化すのも違うし、ましてや同情票を出すのもおかしな話で、そういう話が出てくる時点でこの国って本当に終わってるなってなる。政治に対して他人事だし、政治家は政治家で結局他人事だから自由にのさばるし、結局いい方向にいかないのが事実。とは言え責任取りたくないから文句だけ外野で言うだけにとどまって国民全員が本題から逃げるばかり。

そんな中良くも悪くも動かそうとする人って立派だと思う。結果がついてこなかった、それ以外に揚げ足取られて思うように進まなかったってのはあれど、こんな形で終わる人じゃなかったとは思う。今はただ、心の底からご冥福をお祈りします。

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