おはこんばんちわ。もう唸ることしかできない管理人・なぎです。
いやぁ、efを終えたわけですよ。時刻は3時。気持ち冷めないうちに感想書いておこう。
なんだろうね、やっぱりefは不思議な話だ。話自体はありがちだけど表現力が神。
展開が読めるし、あらすじも言っちゃえば一行で書けなくもない短調なものなんですよ。
ただ、それを文章とシステム面で完全にカバーしてそれを超えちゃうからこうスゲーの。
だからこそ感想を文章にして表すのが難しい。内容自体はそこまででもないからね。
で、最終的には「スゲー」としか言えない。決してボキャブラリーが少ないわけじゃない。
何事においても、完成しきった作品には言葉なんて出ないものですよ。これがいい例だ。
それでも頑張って第2部のキャラ一人一人の感想を言っていきましょうか。その程度は。
まず、千尋ですか。アニメで大方の部分を察してたからある意味一番ダレた章でした。
エンディングを変えることは百も承知でしたが、そこに至るまではほぼ同じだったし。
やっぱりアニメ版は普通に第1部をやりきればよかったと思うんだ。素でそう思いました。
変えたとは言え、結局千尋の書いた小説の行き着く場所も同じだったしね。展開も読めた。
それでもやっぱりアニメより深く入っていけましたね。一文一文がとっても濃かったです。
蓮治については・・・あれですね、大したツッコミどころもないかな。幸せになれよ程度。
そんでお次にミズキですか。彼女は多分第2部で一番化けたんじゃないんでしょうか。
プレイしている誰もが、その1部からは考えられない扱いに驚いたと半ば確信しています。
ぶっちゃけ、雨宮優子と火村夕という2人のキーパーソンを除けば彼女が主人公でしょう。
本来書き手が一番書きたかったシナリオだろうと思った。さすが最終章と言わんばかり。
もう書き手の色がこれでもかってくらい強調されていましたね。ある意味麻枝色に近い。
色々と今まで伏線張ってた部分を全て回収して、かつ飽きさせないシナリオに圧巻です。
途中から入った過去編も、いい位置で入ったね。どこまでも全て計算しつくされてます。
過去編ではとにかく伏線回収の度に「あーっ」と驚き頷きの連続でした。首が疲れた。
かなり黒い困難を乗り越えて家族になって行こうとする様子はどこかで見た覚えが(ぁ
さらに言うと・・・まぁネタバレになるんであまり言いたくないんですが、あの美術教師。
一目見たときからどこぞのヘタレを髣髴させたんですが、展開まで酷似するもんかw
ただ見の引きかたは蟲の後輩とは違って自ら・・・って表現でしたが、似すぎだろw
で、もう第1部の時から薄々感づいていた雨宮優子の正体もハッキリと分かりまして。
つか途中で拾った伏線を見事に先読みして展開気付いちゃったのが勿体無いと思った。
来た瞬間「ほらねーっ」って感じで読んでいました。読解力の良さが招いた悲劇です。
そんで過去編が戻ってまたミズキ編にシフトしたわけなんですが、まさかの真実に吹いた。
確かに色々矛盾が生じておかしいなとは思っていたんですが、それってありなのかww
まっさかそんな世界観になっていたとはさすがに思わなかった。つか、なんでもありな。
最後の最後に来てそんなどんでん返しを喰らってしまって「ちょ、おいー」って感じ。
そのままラストシーン、ここはもう何も言うことができませんね。言葉を失ったわ。
プレイヤーに何かを伝えたいという辺りが智代アフターのラストにも似ていましたね。
とにかく固唾を呑んで、しずかに観ていました。オートで観てるからホントドラマです。
シナリオの内容自体は簡潔なので泣くまでには至りませんでしたが、震えはきましたね。
・・・で、エンディングと。あれです、やっぱり何回も言うようだけど凄いの一言に尽きる。
欲を言えば今回の主題歌はどれもパッとしなかったかな。前回の悠久の翼が良すぎたね。
あと、何気にアニメ版のOP「euphoric field」も好きだったりします。唯一の好評価です。
もう眠いので最後箇条書きで思ったことをダダ書きして終わろうか。おやすみなさい(ぁ
・ビックリするほどの宮村みやこの空気っぷりに吹いた。ちょ、ヒロインw
・ここまで来たら各章の主人公ボイスも欲しかった。より深く入れたはず。
・選択肢が少ないし意味も殆ど成さないからいっそ無くせば良いと思った。
コメント
壁|A ・)便宜上での選択肢…
ひぐらしみたいにさ、それすらいらない